9日に開票されたAKB48の第3回選抜総選挙の香港版「AKB48選抜総選挙in香港」で、今年元日にデビューしたNMB48の山本彩(17)が5位に、研究生から昨年昇格したAKB48の山内鈴蘭(16)が7位に入ったことが11日、わかった。海外初開催となった総選挙の開票結果は、10日深夜にAKB48香港オフィシャルサイトで発表され、1位は前田敦子(19)で日本との2冠を達成。2位は渡辺麻友(17)、3位は大島優子(22)。日本では40位だった藤江れいな(17)が12位タイで“メディア選抜”に入った。
香港でも行われた選抜総選挙で、ビッグサプライズが起こった。デビューわずか5カ月で、日本版で28位だったNMB48のキャプテン・山本が5位に食い込んだ。
香港は「第3回総選挙」が映画館で生中継されるほど、AKB人気が高い。香港版総選挙は、現地に昨年開店したAKB48オフィシャルショップで販売された投票権付きCD「Everday、カチューシャ」購入者を対象に実施された。投票期間は日本と同じで、総投票数は1045票と約1000分の1の規模だが、山本は60票を獲得。高橋みなみ(20)、板野友美(19)ら元祖“神7(セブン)”を上回った。
「‐カチューシャ」選抜メンバーの山本はPVなどにも登場。日本では知名度の差で苦戦したが、香港では新規ファンも多いため、躍進したとみられる。山本はこの日、ナゴヤドームでのAKB48握手会に参加。5位について「ただただ驚いています。国境を越えて私に投票していただいたことに、素直にうれしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。いつかは香港で皆さまへお礼を言いに、公演しに行けたらと思います」と感激した。
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